オススメ著者⑦ ~午堂 登紀雄~
名前: 午堂 登紀雄(ごどう ときお)
職業: 米国公認会計士、経営コンサルタント、ビジネス書作家、実業家、投資家
略歴: 岡山県出身。中央大学経済学部を卒業後、会計事務所や大手流通企業のマーケティング部門を経て、世界最古の経営戦略コンサルティング会社であるアーサー・D・リトル社で勤務。その後数社の代表取締役を務めるほか、ビジネス書の著者としても活躍しており、多数の著書がベストセラーを記録している。
主な著書: 「孤独をたのしむ力」「いい人をやめれば人生はうまくいく」「深く考えるノート術」
ビジネス書を頻繁に読む方であれば一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?いわゆる複数の収入源を持つパラレルワーカーの代表格のような方です。ビジネス書の著者としても有名ですが、投資家としての顔もあります。本業のかたわら、貯金70万円から投資をスタートし、40代になった現在では資産が5億円を超えているそうです。大手サラリーマンの生涯賃金が2億円だと考えると、いかに巨額の資産を持っているかが分かります。投資に関する本やセミナーも行っているそうです。
彼の凄さは、お金持ちであったり、輝かしいキャリアを歩んでいたりするところとはまた別にあると思います。今回紹介する「孤独を楽しむ力」にもあるように、文字通り「孤独」にめちゃくちゃ強い方なのです。ある程度豊かな生活を営んでいる日本人は、精神的な充足感を異常に求める傾向にあるそうです。SNSが気になってしまったり、自分がどこかに所属しているという感覚を常に求めてしまう人が多いのも、その傾向を反映しています。そんななかで「一人でも良い」と心から思えるということは非常に強いのです。彼の考え方や価値観を覗きながら、一人でいることの魅力についてぜひ考えてみて下さい。
1.孤独を恐れるのをやめる
孤独を恐れていると、余計孤独になります。誰かと一緒にいるにも関わらず、どこか孤独感を感じたり、別れたあとどうしようもなく寂しくなったりするのではないでしょうか。孤独を恐れないでありのままいると、個性が磨かれ、結果魅力が増します。人の印象を気にせず自分らしくいられるからです。人に積極的に絡むタイプではないのにいつも周りに人が集まっている人を見かけませんか?自分らしい生き方のスタイルそのものが、人を惹きつけ、結果孤独からも解放されるのです。
2.無理して職場にとどまるのをやめる
居心地の悪い職場とは一言で言うと、「本来の自分でいられないこと。上司との上下関係など、様々なものに縛られていること」です。仕事は人生の大きな部分を占めます。だからこそ、個性を活かせる場でないのならそこを離れることも大切です。3年は続けた方が良いという「3年神話」みたいなのはまだ存在しますが、今後は無意味です。情報化社会の中で、尋常じゃないスピードで世の中は変わり続けています。合わない会社にも関わらず何となく過ごす時間はありません。若者に特に多いですが、人間関係が切れるのが怖いという方がいらっしゃいます。しかし、人生はフェーズごとに人間関係は変化し、付き合う人間の質が変わります。自分が成長したら、同じように成長を望む人間が自然と集まります。その過程の中で孤独感はなくなっていることに気づきます。飛び出すことを躊躇っているうちに20代は終わってしまいます。決断の速度をあげましょう。
3.考えすぎて動けないをやめる
孤独が耐えられない人は、行動力がない傾向があるそうです。なぜならそういった人は一人の孤独な時間があると余計なことを考えてしまうからです。しかし彼らのいう「考えすぎる」は、実は考えているわけではなく、同じ場所をぐるぐる回っているだけで、思い出しているだけなのです。仕事のミスを土日まで家にこもって考え込んでしまったりした経験のある方も多いのではないでしょうか。ここでいう考えるは「悩んでいる」と同義であり、そこから一歩成長したければ、悩むのではなく、考えて行動に移す!を心がけて下さい。目の前の物事に集中することは、悩まないコツです。辛い時こそ目の前にあるやるべきことにフォーカスして進めることでパフォーマンスは上がります。
当読書会も一人参加の方、初参加の方が多く参加されているので、孤独が得意な方も、苦手な方も楽しめます(笑)
ぜひ一度遊びに来てくださいね!